イベント報告

「みんなで支えあう子育て」フォーラムへのメッセージ

 

11月20日に開催しましたフォーラムに各界から応援メッセージを頂きました。

 

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福島みずほ少子化担当大臣

社民党党首 参議院議員

福島みずほ
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皆さん、こんにちは。社民党党首の福島みずほです。

若い子育て世代の雇用の不安定化、地域コミュニティ力の減退、そして人々の
孤立など、子育て・子育ち環境が厳しくなっていることを実感しています。

3世代笑顔プロジェクト・Smile Cloverの皆さんは、「少子高齢化」「核家族」
「団塊の世代」をキーワードに活動なさっていると伺いました。

団塊の世代が地域に戻って、子育て・介護・地域コミュニティの再建に力を発揮
できるようにするためには、目から鱗なアイデアを寄せ合い、それを実行に移す
コーディネーターの存在が必要です。

本日の長谷川眞理子さんの講演、そして第二部のトークセッションで、
子育てがしんどいものから楽しいと思えるよう、また、自分ひとりで抱えなく
てもいいんだ、ということが多くの方々に伝わるよう願っています。

もちろん、私はそんな皆さんをしっかりバックアップできるよう、子育て政策を
立案してまいります。

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以下、五十音順(敬称略)

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元内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画)、
元軍縮会議日本政府代表部特命全権大使、日本学術会議会員(政治学)

猪口邦子
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初代の少子化大臣として、私も子どもと子育ての幸福を願って政策推進に腐心
してきました.

地域の良識の担い手である女性たちのかかわりは、地域の子どもたちに異な
る未来をもたらすことができると確信します. Make a difference!の志をもって
地域から世直しの流れを作り、日本の社会発展を推進しましょう.

3世代同居の時代には、さまざまな形で上の世代の英知が続く世代に伝授され
ました.現代社会では3世代同居が容易ではない場合も多いのですが、そこで、
「地域全体で3世代同居」の心の広がりを期待したいと思います.

担当大臣のとき、少子化対策で心がけたのは、まずは、親子の時間の最大化
です. そのために、育児休業制度の利用推進や、復職後の短時間勤務や
残業免除などを進めました.

またとりわけ心配であるのは、小学生の放課後の貧困です. 塾やお稽古という
家庭もありますが、是非2006年からの「放課後子どもプラン」を充実させ、
小学校に地域のおばあちゃんをはじめ大学生や主婦、退職した会社員など、
子どもの才能教育や補習に力を貸してくれる社会を作っていきたいと存じます. 

 

 

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株式会社トーイズ代表取締役、 ブリキのおもちゃ博物館館長

北原 照久
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僕ももう60歳を過ぎていますが、今のシニア世代は本当に若いですよね。

いい意味で、子どもだから、大人だから、という境界線はなくなってきている
と思います。

だからこそ、これからは、世代を超えて何か目的や達成を一緒に作りだして
いくことが本当に楽しいし意味があると感じています。

 

 

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早稲田大学名誉教授、NPO あしたの国まちづくりの会理事長

子安美知子
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幼かった私に、祖母は「女に選挙権がなかった明治」の日々のことを、母は
「関東大震災と大杉栄・伊藤野枝虐殺」に震撼した大正12年9月の体験を、くり
返し語りました。学校の教科書だけでは実感できなかった過去の歴史を、
かまど に薪をくべながら「今は婦人参政権があるんじゃ」と噛みしめていた
祖母の顔、 靴下の穴を繕いながら「でも戦前には平塚らいてうさんたちの運動
もあったのよ 」と、相づちを打っていた母の言葉で、ぐーっと身近になった
のでした。

19世紀から20世紀への変わり目にあった日本と世界、女と男の立ち位置、
個と全体、戦争と平和・・・わたしのおばあちゃん、ぼくのおかあさんは、それを
どう生きたのか、その日その時の実体験をナマの言葉でいっぱいいっぱい
聞いておきたい。同じ話のくり返しでも、次から次への初耳の話でも、そんな
時間を三 世代で共有できた子ども時代は、その後の成長にとって宝となり、
力となります。

21世紀も10分の1が過ぎていきます。あふれるモノと情報の洪水のなかで、
子どもや孫が一瞬キョトンと奇異な顔をするかもしれない。でも語りましょう。
育ちゆく次世代への本当の遺産相続とは、私たちが生きた世界、働いて見つ
け出したわたしの価値観を、それぞれの場、それぞれの言葉で丹念に伝えて
いくことではないでしょうか。

 

 

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酒井キャリア教育研究所所長、NPO子ども大学かわごえ事務局長

酒井一郎
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来年3月13日と14日に子ども大学かわごえの学園祭 
“こどもがつくる まち 「ミニかわごえ」“を開催します。

これは小学生を中心にミニチュアのまちづくりをしてもらうプロジェクトですが、
そのとなりに「子ども大学かわごえ 付属おとな大学」を開講します。
これは子ども大学で子どもと一緒に受講してきた父兄からの大人向けの
授業もしてほしいという要望に応えるためのものです。

このおとな大学に2つの 学部を設ける予定です。「大人学部」と「三世代学
部」です。前者は子ども大学の「はてな学部」に対応するもので、純粋科学的
な テーマを取り上げます。「三世代学部」は、ハロードリーム三世代プロジェ
クトと共に、何かよいアイデアをひねり出したいと考えています。

 

 

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小僧com株式会社代表取締役社長

平松庚三
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小僧SNS村には、ハナタレやヨチヨチが集まって、ワイワイがやがややって
いる。

これが皆の元気の素。世代を超えた交流があって社会は活性化します。

子供は社会の宝、パパママもじじばばも、学校でも職場でも街角でも皆で育
てないとね。

2009年11月20日

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