イベント報告

失敗ではなく未成功 (ハロードリーム通信 2013/4/25号) 

昨年7月に、京都造形芸術大学の教授になり、カリキュラム
開発の担当をつとめています。そして今年の4月は、本学と
本学の姉妹校である山形の東北芸術工科大学で新入生ガイダ
ンスのワークショップを担当しました。

「大学は教わるところではなく自ら学ぶこと!」
「正解は一つに決まっていない。自分の答えを表現しよう!」
「ノートをとることは、宝物をつくること!」
「停めてあるクルマの方向は変えられない!動いているクルマ
 の方向はハンドルを切るだけで変えられる」
など、僕が大学新1年生に伝えたいメッセージをちりばめ、
ペアワークやダイアローグで紹介しました。

話しながら、一番、手応えを感じたのは「前向きな挑戦をして、
仮にある一時点で結果が出なかったとしても、それは失敗では
なく未成功。」という部分でした。普通の中学校・高校では、
「間違ってはいけない、失敗してはいけない」というメッセー
ジをあまりにも強く植えつけてしまっているのではないでしょ
うか?社会人になってから、「大胆にチャレンジしろ!」と発
破をかけられても、日頃から挑戦筋を鍛えていなければ無理な
相談です。京都造形芸術大学には、色々な学科で作品を作った
り、プロジェクト学習に参加したり、チャレンジする機会がふ
んだんにあるので、「未成功体験」を豊富に積むことができる
のが強みですね。

ハロードリーム実行委員会で「笑顔のコーチング ファシリテー
ター」として認定された方にもぜひ、果敢に講師として、前に
立っていただきたいと願っています。ファシリ講座に出て、認
定を受けても、使わなければもったいないと思いませんか?
あなたの中の「ブレーキをかけたい自分」の声を無視する必要
はありませんが、少人数でもかまいませんから、ぜひ「笑顔の
コーチング」を開催してみて下さい。きっと、思いきってやっ
てみてよかった、という体験が得られるはずです。素敵な笑顔
で、挑戦筋を鍛えちゃいましょう!

理事 本間 正人

2013年04月25日

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