【東京】Class-i(クラスアイ) 〜都立高校〜
4月24日 都立高校にてClass-I (クラスアイ)実施
都立高校1年生6クラスにクラスアイを実施しました。
≪東京都教育庁HPでの報告はこちらから≫
http://www.syougai.metro.tokyo.jp/sesaku/net/ex0901.htm
入学間もない1年生が、自分のことを仲間に知ってもらうために
まずは少しづつ自己開示・・・
そして2人で、4人で、最後はクラス全員で
ひとつのことを考る時間を持ちました。
ひとクラス33名~35名
それぞれに、ファシリテーター2人づつと各クラスの担任、副担任の先生が参加して
にぎやかに、90分が過ぎました。
この企画が決まって以来、何度も打ち合わせを重ねて作ったプログラムでしたが
各クラスの傾向や、ファシリテーターによって、臨機応変に。。
クラスアイは・・・
「様々な総合学習のプログラムの前に、
まずはこどもたちに『自分の気持ちの気付く』ことをしてほしい」
と思ったことから開発が始まったプログラムです。
今回、入学間もない高校1年生対象であったので
自分のことを少し客観的にみて、それを口に出して言ってみることからスタートし
その後お互いの違いを受け入れつつクラス、という共同体を意識して
高校生活の最初の1年をどう過ごし、3年間で何をしてみたいか、という流れで
組みたてました。
最初は、外部の大人の話を聴くことに慣れていない高校生に
一同たじたじでしたが、用意したプログラムは全員が参加してくれましたし
私が担当したクラスでは、最後には全員が輪になり、このクラスで
やってみたいこと、をひとつづつ発言しお互いに拍手して終了しました。
ファシリテーターとしては反省すべき点は勿論たくさんありました。
長い説明が余計だったな~と
どうしても説教臭くなってしまった点
子ども扱いしすぎたな、などなど。
よかった点は・・・これまで名前も覚えていないし、話をしたこともないクラスメートとふれあい
意外な共通点が発見できたり、思いがけずユニークな友人の一面が露見して爆笑に
なったり・・。
先生方からも生徒たちの考えていることを理解する上で、参考になりました
と言っていただけたのが嬉しかったです。
これからのクラスアイ、ファシリテーターをしてみたい、という声も
増えてきており、教育委員会の方々や、公立私立を問わず先生方との
パイプもできてまいりましたので、大切に組みたてられるペースで
やっていきたいと思います。
ハロードリームの活動に共感いただき、クラスアイを採用してくださった
東京都教育委員会の方々、都立高校の先生、
参観してくださった校長先生。
参加してくださった200名の生徒の皆様、
貴重な機会をどうもありがとうございました。
早朝から立て続けに2クラスでともに実施してくださった
実行委員の津村栄作さん、小西奈緒さん、浅沼真由美さん
永堀宏美さん、斉藤知江子さん、ありがとうございました。
記録を撮影してくださった吉野智子さん、ありがとうございました。
事務局で、様々な調整や備品の準備など奔走してくださった富田愛里さん
ありがとうございました。
振り返りの時間をたっぷりとり
今後に活かしていきたいと思っています。
感謝をこめて。
(小巻亜矢)
2009年04月24日