《開催概要》

■日　時 : 7月25日(水)16:00～17:00

■場　所 : 福岡市立東福岡特別支援学校

■講　師 : 船引 衣里　

■主　催 : 東福岡特別支援学校　支援専科

《開催レポート》

 私の息子は21歳になります。
重度の知的障がいがあり、ずっと特別支援学校にお世話になってきました。
卒業して数年たっていますが、在校しているときの担任の先生のご縁で、
『笑顔のコーチング』開催のご依頼をいただきました。

今回、先生方の自主開催。
「予算はないのですが…」とのことでしたが、
今まで息子がお世話になってきた恩返しということで、
無料開催でお引き受けすることになりました。

『特別支援学校』は、さまざまな重い知的障がいを持った子供たちに向き合う学校です。
通常は笑顔が絶えない明るい雰囲気なのですが、
時には笑顔どころではないシビアな出来事が起きたりして、
笑顔を忘れてしまうようなこともあります。

夏休みに入り、先生方は連日研修でさらに大忙し。
特別支援の実務にかかわる研修が続くなかで、
眉間にしわが増えています。

そんな中、60分お時間をいただくことができ、
通常90分の講座をギュッと縮め、スピードアップして進行しました。

さすがに、日ごろから教職の第一線で活躍しており、
障がい児を相手にしている皆さんです。
笑顔っこ、ヒーローインタビュー、他己紹介、笑顔スイッチ…
すべてに反応が良く、大いに盛り上がりました。

また、そのような楽しいワークを体感しながら、
ただ単に楽しいだけではなく、
頭の中では冷静に『笑顔のコーチング』の理論と効能を考えている様子が見受けられ、
さすが教職員であると感じました。

毎日が心身ともにストレスにさらされがちな教職員の皆様にとって、
リフレッシュの場になったようでした。




《主催者の感想》

大変貴重でたのしい時間をありがとうございました。
開催翌朝にも、改めて受講者から
「昨日はたのしかった」
「思い切り笑ってリフレッシュできた」
「こういう研修が大切」
など等,たくさんの嬉しいコメントをもらいました。

日々の煩雑で多忙な業務の中,
ついつい眉間に皺が寄りがちな私たちに,
大切なことを思い出させていただいたと感謝しております。




《参加者の感想》

・ありがとうございました。研修疲れがふっとびました。

・とても楽しい研修会でした。　
　聴く、質問する、ほめるを忘れずに,
　相手も自分も笑顔で過ごせるように過ごしていきたいと思います。

・前の職場で似ている講座を受けたことがありましたが、
　今日はとても楽しく受けることができました。
　登場から先生が笑顔で和やかになりました。
　学校では常に笑顔をKeepすることが大変な場面もあります。
　ストレスだったり、子供の状態だったり。
　そんな時、自分で笑顔を取り戻す技を身につけた気がします。

・研修を受けて、とっても笑顔になりました。

・笑顔になる瞬間を言い合ったり、他己紹介をしたり、
　人と関われることで自然と笑顔になり、
　船引先生が言われていた “人は人によって磨かれる”
　ということがその通りだなと感じた。





・実践を交えてたくさんの笑顔を引き出す方法を楽しく学ぶことができました。
　日頃のコミュニケーションでも意識して、周りの笑顔を引き出し、
　円滑な人間関係を築けたらと思います。

・「笑顔のコーチング」楽しく参加させていただきました。
　笑顔になるための、笑顔を引き出すためのスキルを意識していきたいです。

・えがおになって帰ることができた。
　スイッチたくさん作り、たくさんの人のスイッチ押して回ります。

・学びながら笑顔をいただきました。
　これから笑顔をたくさん生み出していきたいです。
　ありがとうございました。

・笑顔になりました。ありがとうございました。

・とても楽しく,時間があっという間でした。
　日頃からあまり笑顔を意識していなかったなと感じました。
　また、笑顔は心を幸せにしてくれることを改めて感じました。
　本当にありがとうございました。

・具体的な事例(こういうときこういう)など聞きたかったが、
　研修を受ける前と心の明るさが全く違いました。ありがとうございました。

・ありがとうございます。とても笑顔になれました。
　また、幸せを実感できました。

・先生の笑顔も素敵です。私たちも素敵な時間をいただきました。
　どうもありがとうございました。

・笑顔がとても大切だなと思いました。

・とっても楽しかったです。笑顔で明日からまた頑張ります。

・活動一つ一つに笑顔で取り組めました。
　仕事にもプライベートにも生かしたいです。




・4月から社会人になり,学生のころに比べると笑顔が減ったように感じましたが
　今月でたくさん取り戻すことができました。ありがとうございました。

・子どもと関わる教師という仕事、
　まずは自分自身が健康な心身であることが大切だと実感しています。
　自分自身を「ごきげん」な状態に調整する術を、
　増やしていただくことができました。ありがとうございます。


　　　　　　　　　　　(開催レポート:　船引 衣里さん)